木材の知識 な行

ニャトー [ニャトー]

ナトー [ナトー]
ペンシルシーダー [ペンシルシーダー]

アカテツ科

気乾比重:0.40〜0.88

産地:東南アジア〜ニューギニアなどに広く分布

特徴:心材は桃色〜赤色〜赤褐色と材により幅があり、辺材は心材よりも淡色。木理はやや交錯、肌目は粗〜やや緻密。やや重硬なため加工性は中程度だが、接着性・表面の仕上がりは良好。同種でもシリカ(ケイ酸塩)を含むものと含まないものがあるので注意が必要。耐朽性は中程度

用途:床材、敷居、階段材、建具など

柾目

ブラウン色仕上げ

ニャトーはラワン、メランチ類とほとんど同じ用途に用いられており、散孔材であることと、材色が赤褐色系のためにカバ材の塗装に似た均一色系の仕上げを行うのが普通である。材色が濃色なため、透明着色仕上げの場合には色相がかなり限定される。一般には目止め着色、塗膜着色の2段着色が行われる

ニューギニアウォルナット [ニューギニアウォルナット]

ダオ [ダオ]
センクアン [センクアン]

ウルシ科

気乾比重:0.33〜0.79

産地:東南アジア〜ニューギニア〜ミャンマー

特徴:心材は色調に幅があり、桃灰色〜灰褐色〜桃褐色の地に暗色の縞模様を呈する。辺材は心材よりやや淡色。木理は交錯し、肌目も粗いが、独特の光沢をもち、リボン杢が現れる。乾燥時に反りやすいが、やや重硬な割に加工性はよい。耐朽性は中程度

用途:装飾材、造作材、建具、家具、化粧用単板、合板など

追柾目

鼠子 [ネズコ]

黒檜 [クロベ]
黒部 [クロベ]
クロベスギ [クロベスギ]

ヒノキ科

分布:日本特産。本州(特に東北〜中部に多い)、四国

気乾比重:0.33

特徴:心材は灰褐色〜黄褐色、辺材は幅が狭く、黄色を帯びた白色で、辺心材の境目は明瞭。時間の経過とともに黒ずみ、神代杉のような表情になる。木理は直通、肌目も緻密で、スギと同様に芳香を放つ。軽軟なため加工性に優れるが、強度は低い。耐朽性は大

用途:天井板、欄間、建具、家具など。米杉と同じ種類

柾目 板目

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